小中大滝駐車場をさらに上流へ向かい滝見橋を渡った先のT字路を根利方面へ左折、小中川本沢沿いに走り、下ノ滝橋〜狩掛橋を過ぎた左カーブ地点で本沢に掛かる放山橋を渡って下ノ滝沢林道へ入る。林道はかなりの悪路なので、オフロード車以外は橋の前後で路駐し歩いた方が良さそうだ。
荒れた林道はしだいにススキで覆われ、熊と出逢いそうな林道を鈴を鳴らし声を出したり手叩きをしたりしながら30分くらい登って行き右手に下る林道を見つけた。崩壊した舗装路面(堰堤造るときに使った道路のようだ)を5分ほどで、堰堤上の下ノ滝沢に降り立つ。
水量の乏しいゴーロや小滝を渡り歩き1時間くらいで大滝に辿り着いた。思ったより立派な滝に感動させられる。
しばらく撮影したりジックリ眺めた後、この上にも滝があるとのことで少し戻った左岸の急斜面を木立や根に掴りながら尾根まで這い上がってはみたものの近くに滝上への下降点が見つからず、時間的な余裕もないことから深追いは止めて今回は引き上げることにした。
帰路は尾根から踏み跡伝いに戻ってみたが、どんどん沢と離れてしまい、不安になって途中の枯れた枝沢伝いに下降。途中断崖や岩盤の急斜面などに苦労したが無事下ノ滝沢へ降りられホッとする。そこから沢伝いに堰堤まで下って引き返した。
途中、熊が木を齧った跡や寝ころんだような堀跡が数か所あったりし、この時期は気を付けないといけないようだ。
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